BMW 320d レビュー　エンジン編 - 軽からBMW！ BMW 320dの日記ブログ

こんにちは、しばらく空いてしまいましたが納車から２週間、既に1000km近く走り回っております。だいぶサイズ感にも、装備の操作にも慣れてきました。

というわけで320dのレビュー第一弾として320dのパワーユニット、BMWのクリーンディーゼルエンジンについて感想を。

パワーがすごい！

私の比較対象って、前に乗っていた軽自動車なので正直あたりまえっちゃ当たり前なんですがものすごいパワーを感じます。

私は走行モードでいつもECO PROばかり使用しているので普段はその制御が介入している分、出足や中間加速がそこまですごいというほどの感じはしません。それでもいつのまにか気が付かないうちにスピードが出ていたりします。全然エンジンが頑張ってる感じがしないうちに速度が上がっていてびっくりします。

そしてすごいのがCOMFORTやSPORT（SPORT+は怖い。）に走行モードを設定した時。わずかな踏み込みにもすぐに反応してとんでもない加速をします。SPORTでぐぐっと踏み込もうものならシートに押し付けられるGを感じられます。すぐにアクセルペダルを離さないと時既に法定速度「外」、ですね。

パワーの出方が面白くて、全然エンジンを回す必要がなく低回転から馬鹿力でゴリ押して加速するような感じがします。ここらへんがディーゼルならではでしょうか。私の中でクリーンディーゼルのイメージは脳筋キャラになりました。キン肉マン。

（納車されてから知りましたが、BMWクリーンディーゼルモデルにはリアガラスにステッカーが貼られるみたいです）

今更ですが320dはディーゼルエンジンです。「ｄ」は”Diesel”のｄですね。

昔はディーゼルは黒煙撒き散らしながら走る悪役でしたが今はクリーンディーゼルとなり、燃費もよく先程書いたとおりパワーもある良いエンジンなのですがそれでも未だに嫌われるのがディーゼル特有の音と振動です。ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べ構造上どうしても音と振動はガソリンエンジンよりも出ます。

320dも例に漏れず、エンジンを掛けた状態で外に立つとかなり音はします。けれども私はそんなに気になりません。別に近所迷惑なるレベルでも無いと思います。音質は確かにトラックやバスのそれですが、それが何か？って感じです。（このあたりは今度動画でも撮ってみようと思ってます。）

車内に入ってドアを閉めるともう音はシャットアウトされます。アイドリング状態では音がしてますが、よく言われる「ガラガラガラガラ」ではなく「コロコロコロコロ」と軽い小さな音です。音量はガソリンエンジン車と変わりません。少なくとも前の軽より静かです。これでも受け付けない人は私ならEVを勧めます。

走り出してしまうともう風切音やロードノイズであっという間に音は聞こえなくなります。加速時にエンジンの回る音がしますが、1200～1300回転以上回るともうディーゼルだと分かりません。目隠ししてたらガソリンエンジンって思ってしまいそうです。

振動についてはアイドリング等の低回転では若干振動はしますが特段大きいというわけでも無いと思います。走り出すと道路の振動しか感じません。

こう見るとディーゼルエンジンのネガティブな部分ってだいたいアイドリング中にあるんですよね。しかし、320dは基本的にアイドリングストップするのでそのネガティブが消えます。

ここまで書いておいてなんですが、私は静粛性よりエンジンの鼓動を感じたいタイプなので私の静粛性レビューはたぶんアテにはなりません。。。

ディーゼルエンジンはバスとかトラックのイメージがどうしてもあって、「パワーを出しながらゆっくりと回転をあげる」みたいな一言で言えば重鈍なイメージがあったのですがBMW クリーンディーゼルはそんなことありませんでした。

ガソリンエンジンに近い感じで吹けあがります。ATをマニュアルモードにして自分でシフトチェンジするとよく分かるのですが一気に4千回転まで回ります。マニュアルモードだとシフトが忙しいです。（5千まで回るのですがレッドゾーン手前なのでまだそこまで回してはないです。）

ひとまず思い浮かぶ事を書いてみたのですが、パワーがあっていいエンジンだと思います。購入するときに320iと少し悩んだのですが320dで後悔なしです。

最後に私の比較基準になっている前のホンダ That’sとエンジンのスペックを比べてみます。

出力が3倍ですね、トルクに至っては4倍。さすが。