コーティングを撥水から親水に変えました

記事にしてなかったシリーズ。以下の内容は8月あたりのお話。

撥水性コーティングのデメリット

以前ご紹介しましたが私は「ゼロドロップ」で洗車時にボディをコーティングしています。

コーティング剤 ゼロドロップを使ってみました

ゼロドロップを施工するとボディにツヤも出ますし、水もバンバン弾きます。この水を弾くタイプを撥水性のコーティングというように言ったりします。

ですが、使っているうちに撥水性コーティングのデメリットも少し見えてきました。

確かに車の側面等、角度がついているところは水がかかっても撥水して玉になって転がり落ちていくのですが、ボンネットや天井、トランク等たいらな所は水が玉になっても転がっていかずそのまま留まるんです。

この状態で日が照ってきたりすると、撥水によって出来ている水玉がレンズの役割を果たし塗装を焼いてしまうことがあるそうです。虫眼鏡で紙に穴開けたり出来るのと同じです。

洗車後は水気を拭き取ればいい話ですが雨が降ってすぐに晴れ間が出たりしたら対応できません。ボディにダメージが及ぶのは避けたい・・・

親水性コーティングへ変更

というわけで思い切ってコーティングのタイプを変えてみました。今後使っていくコーティング剤はこちら。

シュアラスターの「ゼロウォーター」です。名前や見た目から分かる通り、今まで使っていたゼロドロップと同系列です。

何が違うかというと、ゼロドロップが「撥水」なのに対しこちらは「親水」タイプとなっています。

親水タイプとは何かというと、撥水とは逆で水を弾かなくなります。こう聞くとよくなさそうに聞こえますが玉のように弾くわけではなく、水がべたっと広がってスーッと引いていくようになるんです(関西人特有の分かりにくい伝え方)

写真でお見せしたほうが分かりやすいので施工後の写真をお見せします。

ゼロウォーターの施工は簡単です。ゼロドロップと同じなので手順はゼロドロップの記事を見ていただければいいかと思いますが洗車後にスプレーして拭き上げるだけです。

そして施工後に水をかけてみたのが上の写真。ちょっと見づらいですが水が膜やすじになって流れているのがわかると思います。このように水玉で転がり落ちるのではなく、べたっと水が流れて引いていく、というのが親水タイプになります。

パット見の美しさや水弾きのよさは撥水性のほうが上回っていると思いますが親水性の最大のメリットはウォータースポットやイオンデポジットが出来にくいことです。撥水性と違い水玉がボディに残りにくいので強い日光などでボディが痛むことが軽減されるはずです。

以前撥水タイプできれいに跡が残ってしまったので今回親水に変えたのですが、とりあえずこれで様子を見てみたいと思います。

イオンデポジットを落とす

ゼロウォーターの仕上がり

ちなみに、コーティングの美しさとしてはゼロウォーターもかなりツヤツヤしていい感じです。

でも、ちょっとゼロドロップのほうがテカテカ感が強くて好きかな?

One thought on “コーティングを撥水から親水に変えました

  1. 匿名

    参考になりました!
    撥水から親水に変える際に気を付けたこと、
    特に前処理や前回コーティングから開けた期間等はありますか?

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