ブレーキダスト?全然出ません

こんにちは、今日はブレーキのお話。

そこらへんで走っているクルマでたまに前後のホイールの色が違うクルマが走っているときがあります。

フロントが赤茶色みたいな色でリアがシルバー。前後でホイールカラーが違うのかなと思ってよく見るとフロントホイールの赤茶色は「汚れ」なんですよね。

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(フロントホイールがこんな状態になってるクルマ、たまに見ます)

そしてそういうクルマはだいたい「メルセデス、アウディ、BMW」あたりが多いです。これはドイツ車乗りがホイールを洗わないズボラな人が多いというわけではなく、ドイツ車はブレーキダストが日本車に比べて大量に出るので汚れやすい、という理由です。

まぁさすがにホイールの元の色が隠れるほど積もらせるのは洗ってないんだろうとしか言えませんが。特にメルセデスのAクラス、Bクラスあたりがそういうクルマ多い気がする・・・偏見かな・・・

そもそもブレーキダストとは

現代主に使われる「ディスクブレーキ」はホイールと一緒に回転する「ディスク」を固定された「パッド」で挟み込んで摩擦で停止させます。

このディスクをパッドで挟み込んだ時にガリガリガリガリとディスク、パッドが削れてその削り節がブレーキダストなわけです。これがブレーキからホイールに飛んで付着して、汚れになります。

外車のブレーキダスト

さて、なぜドイツ車のほうがブレーキダストが多いのか、ですがこれは単純にドイツ車のほうがブレーキ性能が高いからです。ドイツには速度無制限のアウトバーンがありますので200km/hからでも余裕で止まれる性能が必要です。日本車にはそんな性能いりませんよね。

「よく止まる」ということはディスクとパッドの摩擦がより強いということです。強い力で摩擦するほど削り節がたくさん飛ぶのは想像出来ると思います。

ウチの320dは平気です!

ブレーキダストが多いと、こまめにホイールをちゃんと洗わないと見た目が残念になりますし、長く付着させておくと熱とかで変質してほんとに取れなくなります。やはり、ブレーキダストが多いのはデメリットになるでしょう。

でも、うちの320dは大丈夫なんです!ブレーキダストの量は日本車とほぼ変わらないかそれ以下かもしれません。

その秘密はこれ、

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USパッドです!

写真では影になってて見づらいんですが(スミマセン)写真で言う中央下らへんに横向きに「US」と白文字で書いてあります。これが「US仕様ブレーキパッド」です。

2015年あたりから変わったそうなんですが、以前は「EU」と書かれたパッドで、それはいつも通り(?)のものすごいダストだったそうです。

それがこのUSパッドに変わり、全然ダストが出なくなったとのことです。実際私のホイールは2週間以上洗ってませんがまだまだチリがついてるな~くらいのもんです。

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ただ、ブレーキダストが減ったということはブレーキ性能や感触は変わっている(落ちている?)のかもしれませんね。でも日本で乗るには十分強烈なブレーキだと思いますw

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