SDカード買いました!
カーナビアップデート記事の完結編です。カーナビのアップデートを思い立ってからもう2、3ヶ月は経っていますね(´・ω・`)。
前回は地図データを入れられる大容量の媒体がなくて頓挫しているところで終わりました。そこでやっと思い切って買いましたよ。こちら
SanDisk製の128GB、SDカードです。5,000円です。SDカードに5,000円。
地図データをSDへインストール
SDカードのフォーマット
そもそもSDカードで本当に地図アップデートが出来るのでしょうか?BMW公式でのやり方はUSBメモリを用いたやり方で、SDカードを使って地図アップデートを行うのは想定されてないやり方といえます。
まぁ、何かがぶっ壊れることもないと思うので物は試しで進めていきましょう。
これまでの手順で今は以下の画面になっているはずです。
さぁ、SDカードをPCに挿入し、この[USBデバイスを選択する]ボタンでSDカードを指定してみましょう!いけるのか!
ダメでした\(^o^)/オワタ
・・・ちょっと待ってください。前回の記事で外付けHDDを指定したときは「サポートされていないデータ媒体」というエラーでした。今回はUSBデバイスと認識はされています。
エラーをよく読んでみましょう。「FAT32でフォーマットすること」と書かれています。
FAT32というのは「ファイルシステム」と呼ばれる「データをどう扱うかの決まりごと」の名前なんですが市販されているUSBメモリやSDカードは大抵初期状態だと「exFAT」になっていることが多いです。これをFAT32に変えろということですね。
ファイルシステムは「フォーマット」と呼ばれる初期化作業で変更できます。フォーマットはWindowsでも出来るんですが、FAT32には対応していません(FAT32自体もう古いので非推奨なんでしょうね・・・)
なので、別のソフトを使う必要があります。私は今回「HP USB Disk Storage Format」というソフトを使いました。英語ソフトなので慣れてないと使いづらいかもしれませんが他サイトさんの解説が分かりやすいのでリンク置いておきます。
HP USB Disk Storage Format Tool(インストール編)
HP USB Disk Storage Format Tool(フォーマット編)
(補足ですが、SDをノートPCのリーダーに挿しているとこのソフトから認識されませんでした。USB接続のSDカードリーダー経由なら認識しました)
というわけで無事SDカードのフォーマットが終わりました。Windowsでは「マイコンピュータ」から該当SDカードを右クリックしてプロパティを表示することで確認が出来ます。
ファイルシステム:FAT32 となっていますね。
地図データをSDへ保存
ではもう一度[USBデバイスを選択する]ボタンでSDカードを指定してみます。
おお!?
特になんのエラーもなく選択されて、[データを保存]ボタンが押せるようになっています!!これいけるんじゃね!?
[データを保存]を押します。
SDカードへの地図データの転送が始まりました!!
画像の赤枠部分に現在の進み具合が表示されています。PCやSDカード、リーダーの転送速度性能で変わると思いますが私の環境ではこの画面のまま1時間半ほどかかりました。時間の余裕のある時にやりましょう。
転送が終わるとこのような画面が出ます。PCにダウンロードされている地図データを削除するかどうかですね。私は削除しましたがSDへ転送失敗している事を考えて残しておくのもアリだと思います。再ダウンロードは出来ますがまた時間がかかりますしね。ただ、PCの空き容量を70GB圧迫し続けることになりますのでPCと相談でどうぞ。
地図更新SDカード完成!
最後にこのような画面になります。アンロックコードというものが表示されます。車両側で地図アップデートの操作をする時にこれを打ち込むようですので控えておく必要があります。
ただ、この画面になると同時に最初にBMWのアカウントを作ったメールアドレスに同じコードが記載されたメールが届きますので別に控えなくても良いかなと思います。親切!
さて、これでPC側の作業は終わりです。仕上がったSDカードを持って車へ向かいましょう。車にはUSB接続しか出来ませんのでUSB対応のSDカードリーダーが必要です。
記事が長くなってしまったので車両へインストールは別記事にします。カーナビアップデートシリーズ長すぎィ!
–ほんとに完結–