最近すっかり更新ペースが遅くなってしまいました。仕事忙しすぎる\(^o^)/
二輪の季節
最近、やっと暖かくなってきましたね。むしろ暑く感じるときもあるくらい。
そうなると、ついにアレのシーズンも始まりますね。何って
プロデューサーさん!バイクですよバイク!!
私、エンジンがついている乗り物が大好きなのでクルマだけでなくバイク乗りでもあります。
とはいっても乗っているのは原付です(原付二種)。
EN125-2Aというバイクで、スズキのロゴが入っていますが正しくはスズキのOEMで、中国 大長江集団が製造している輸入車になります。
スズキのロゴが入っているだけあって、品質が悪かったり突然爆発したりはしませんよ!とても良いバイクです。
バッテリーが上がってしまった!
EN125の紹介は機会があればするとして、今回、友人にツーリングにひっさびさに誘われまして、冬の間乗ってなかったのもありますが半年以上ぶりにEN125に乗ることになりました。
早速、ガレージから出してエンジンを掛けます。
「キュィィゥゥゥゥン↓ カチャンカチャンカチャンカチャン・・・」
はい、セルモーターが回りません・・・完全にバッテリー上がりの症状です。
バイクのバッテリーなんて小さいので半年以上も放置してたらそりゃそうなりますね・・・
バッテリーの充電器を持っていますのでそれを使おうとしましたがよく考えたら父親に貸していてありません。数時間後には友人とのツーリングの待ち合わせがあります。
さてどうしたもんか・・・そこで閃きました。
「横にBMW 320dが居るじゃないか・・・」
BMW 320dでジャンプスタート!
そうです、ジャンプスタートを行います。
ジャンプスタートとは、バッテリーが上がってしまった車両と正常な車両をケーブルで接続し、電力を供給してあげることでとりあえずエンジンを掛けようというアレです。教習所で習うんでしたっけこれ?
ジャンプスタートに使用するブースターケーブルは常にクルマに積んでありますので、早速やってみました。
確認
最初にバッテリー電圧がちゃんと同じか確認しましょう。
クルマは普通、12Vです(トラック等は24Vもありますが)。それに対し原付は6Vというバッテリーも存在しています。6V車に12Vを接続すると、多分えらい目に遭います。
人間は12Vくらいじゃ感電しませんが(濡れた手でとかは、ダメですよ!)カーバッテリーはものすごい電流を出力できます。
テキトーにやって失敗したら本当に燃えますので慎重にやるべきです。
接続手順
まず、はじめに320dのエンジンをかけておきます。今回は相手が125ccバイクなので大丈夫ですがクルマ相手に救援したりするときは、発電機を回しておかないとミイラ取りがミイラになります。
その後、ケーブルを接続していきましょう。
通常、バッテリーの端子にケーブルを接続するのですが320dはバッテリーはリアに搭載されており、それなりに狭いところに入っていますので大変接続しづらいです。
ただ、そこはさすがのBMW、ちゃんと考えられてあります。まず、ボンネットを開きます。
すると、赤いキャップが運転席前にありますのでそこを開くと端子が一つあります。そこが、バッテリーの+端子と同等の役目を果たします。
そして、+端子のさらにクルマの前方のほうにフレームから突き出した棒があります。これがー端子に使ってね~という端子です。(ボディアースなので別にどこでもいいんですが、細かな気配りが見えますね・・・!)
端子が分かったら、バイクとケーブルで+は+、ーはーで接続します(間違えると燃えます)。
接続順はセオリー通り私はプラス・プラス・マイナス・マイナスの順で接続していきます。救援側と死んでる側どっちから繋ぐかは・・・あんまり考えてないです。
全景がこんな感じです。
ケーブルでボディが傷つかないようタオルでカバーしています。
いざ、エンジンスタート
では、この状態でEN125のキーをONにし、セルを回します。
「キュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン」
めちゃくちゃ元気よくセルが回ります。さすが!いい感じです!
・・・が、いくらセルを回してもエンジンが掛かりません。
結局、EN125のスパークプラグを交換したらエンジンが掛かりました。放置しすぎたかかぶっちゃったかでかかりづらかったみたいですが、無事、エンジンが掛かりました。
エンジンがかかったらそのまま、ケーブルを外していきます。接続したときと逆手順、マイナスから外していきます。
あとは、EN125が自力で充電するので、しばらくエンジンはかけたまま、できれば周囲をしばらく走ります。
その後、エンジンを停止してもう一度、セルを回してエンジンがかかればとりあえずOKでしょう。
メンテナンスはこまめに
バッテリーを上げてしまう事自体バッテリーに対してよくありません。下手をすると二度と充電出来ない死にバッテリーになる可能性もあります。
やはり、クルマにしろバイクにしろ乗らなくてもこまめにエンジンをかけて、メンテナンスしてあげなければいけないですね。反省。
ツーリングには無事行けたので、よかったです。特に途中どこにもよらず走り回ってたので写真はないですw